1. 家屋の倒壊
木造家屋は経年劣化や構造の古さにより、地震の揺れに耐えられない可能性が高いです。倒壊することで自身や家族の命が危険にさらされることが心配されます。
2. 家財や持ち物の損傷
家具や家電が倒れたり壊れたりすることで、大切な財産が失われることへの恐れがあります。また、復旧にかかる費用や手間も大きな負担となります。
3. 避難や生活の安全
地震後に安全な避難場所へ移動できるか、家の中で安全に過ごせる場所が確保できるかについての不安があります。特に、夜間や家族が揃っていないときの対応が心配されます。
4. インフラの断絶
地震によるライフライン(電気、ガス、水道)の断絶により、生活が困難になることが懸念されます。特に長期間にわたる場合、食料や水の確保も問題となります。
5. 保険や補償の不安
地震保険に加入していない場合や、補償額が不足している場合、経済的な負担が大きくなることへの不安があります。また、復旧に必要な費用を賄えるかどうかが懸念されます。
6. 家族の安全
家族全員の安全が確保できるかどうか、特に高齢者や子供、ペットなど弱者の避難や生活が心配です。また、家族が離れているときに地震が発生した場合の対応も懸念されます。
1. 倒壊防止
『制震装置MER SYSTEM』が家屋の倒壊を防ぎ、安全性を確保する。
2. 財産保護
家具や家電の損傷を防ぐことができるため、財産の保護に役立つ。
3. 避難の安心感
地震発生時でも家の中で安全に避難できる場所を提供する。
4.イ ンフラ維持
地震後も生活の基盤を維持するためのサポートを提供する。
5. 経済的な安心
地震保険との連携や、復旧費用の軽減につながる。
6. 家族の安全
家族全員の安全を守る。
あらゆる方向からの揺れと建物の「ねじれ」に対応する「日本初・日本唯一」のクロスピン構造を搭載。
従来の制振ダンパーのジョイント部分は固定されています。
MER Systemクロスタイプはジョイント部分に「クロスピン構造」を採用し、あらゆる方向からの揺れに対応します。
日本初であり日本唯⼀の画期的な構造です。
多方向からの揺れに対応
建物は横軸のX・Y方向それぞれに、地震や風から耐えるため、筋交いや構造用合板等の耐力壁を設置しています。しかし、縦横だけでなく斜めから力が加わって揺れたり、窓や間取りが原因で耐力壁のバランスが悪い(偏心が大きい)建物が揺れたりすると『ねじれ』という変形を起こします。このような場合も、クロスピンが可動することにより『あらゆる方向からの揺れに対応』します。
建物の構造躯体と製品本体の負担軽減
建物が斜めに揺れる場合やねじれが起きた場合、柱や梁(桁)と制振ダンパー本体のブラケット(取付金具)に、テコの原理で⼤きな負担がかかります。このことにより、柱や梁(桁)等の構造躯体にめり込みが起き、隙間が生じることで、制震ダンパー100%の性能を発揮することができません。制振装置MER Systemクロスタイプは、クロスピンが可動することで、建物の躯体と製品本体の負担を軽減し、何度地震が起きても100%の効果を発揮し続けます。
古い建物への設置が可能
古い建物で柱等の構造躯体そのものがねじれている場合、クロスピン構造によりブラケット(取付金物)が可動することで、柱等の構造躯体の面と隙間なく取付けることが可能です。
建物だけではなく、住まう方の命・財産を守る
地震等の揺れのエネルギーは建物の弱い個所へ集中します。これにより内装材・外壁のクラック(亀裂)や屋根瓦のずれ等の建物被害が起こります。また、現在の木造住宅は耐震性に優れた非常に固い建物になっています。つまり「固い=エネルギーが伝わりやすい」ということになります。地震の際にタンスなどの家具が転倒する2次災害を起こす原因にもなります。
制振装置MER System Cross Typeは、建物に伝わる地震エネルギーを吸収するので建物への負担を軽減することが可能です。建物を揺れの被害から守り安全・安心を手にいれることは、そこに住まう人だけではなく、財産を守ることにもなります。
揺れを約40〜48%吸収
建物は大きな地震や繰り返し発生する余震により、釘やビス 接合部分の緩み等で耐震性が低下します。(スリップ挙動)制震装置MER System Cross Typeを設置することで、建物に伝わる地震エネルギー(加速度)を約40〜48%吸収し、建物への負担を軽減することで耐震性を維持させます。また大きな揺れから何度も繰り返される余震に対しても最大限の効果を発揮します。
地震のエネルギーを吸収
揺れ始めから瞬時に制震の効果を発揮
大きな地震から繰り返される余震の揺れはもちろん、交通振動などあらゆる揺れに対して瞬時に効果を発揮します。建物にかかる負担を抑えることで損傷を防ぎます。また、抵抗力を頭打ちにするリリーフ機構を搭載していますので、躯体を痛めてしまう恐れもありません。(バイリニア特性)
地共振現象を防止する
建物にはそれぞれ固有周期という揺れやすい周期があります。地震の周期と一致すると揺れが増幅されます。これを共振現象といいます。阪神淡路大震災や熊本地震等において建物の倒壊の原因の一つとして共振現象があげられています。長周期から短周期のあらゆる地震波に対応し、効果にバラつきがありません。
地震の揺れをうまく制御するには、制震装置の設置場所やバランスがとても重要です。制震リフォームをする上で、住宅の間取りや構造を調査・診断せずに、ただ装置を設置するということは絶対にあり得ません。
制震リフォームでは、壁の内部に装置を設置しますが、天井と梁との間が深い所でも専用の工具を使用することで天井を壊さず設置する事が可能です。ただ壁の一部撤去や補修も工事に含まれます。装置を設置した後には木工事や内装工事も発生するため、間取り変更リフォームやフルリフォームなどと同じタイミングで行うと、工期や費用を削減できます。
制震装置[MER SYSTEM]は、日本制振システム株式会社と、70年以上もの歴史と実績がある油圧技術のメーカーとの共同開発で誕生しました。
当社は日本制振システム株式会社の特約店です。
ヤマハモーターハイドロリックシステム
ヤマハモーターハイドロリックシステムは、独自に培った油圧技術とめっき技術を基盤とするヤマハ発動機グループ企業です。輸送機器用のサスペンションやマリン製品、各種ダンパーなど、幅広い油圧機器を開発・生産しています。
メイドインジャパンの技術
油圧を利用する部品では、高度で精密な加工技術が求められます。ペアで使われる部品を同時に加工し、工具の減りによるわずかな差ですら見逃しません。通常の機械部品に求められるレベルを大幅に上回る洗浄工程など、製品に対する高い信頼性を支えるジャパンメイドならではの、緻密な技術が踏襲されています。
充実した試験設備で安全性を確保
長年蓄積してきた油圧技術を背景に、油圧加振機、減衰力試験機をはじめとする多様な試験・検査装置で品質管理・検証をしています。こうした安全性をお約束事とし、お客様が求める品質と性能を、確かな裏付けをもってご提供しております。
世界初の錆びないめっき
クロム層をクラックフリー(亀裂やひび割れがしない)にすることで、下地層を不要にし、環境対応のレベルも向上させた[クラックフリークロムめっき]を採用。さらに小型セル槽の採用により高品質化とリードタイム短縮を実現しました。クローズド工法による無排水化も果たしており、環境面にも優しい技術です。
設置費用に壁紙の新調が含まれているため、家の内装も一新されます。
クロス(壁紙)は「雰囲気を決める」「室内空間を演出する」「室内環境を快適に保つ」という3つの役割があります。どのようなクロスにするかで印象が大きく変わります。機能性の高いクロスもありますので、ご希望に合ったものをお選びください。